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2006年8月 5日 (土)

石油価格

軽油や重油の価格が上昇して企業は大変である。

Asahi Comの記事であるが、「原油高で倒産」急増、上半期で昨年総数超す」という記事が出ていた。

運送業22件、漁業6件とのことであるが、燃料と人件費が常にキャッシュで出ていく。節約できるのは、経営者の給料なんて世界である。倒産せずに何とか支えている企業の数は、星の数ほどあるのが現状。今後、エネルギー価格がどうなるかとグラフを書いてみた。

Crudeprice_3  

Fueloilprice3_1

上のグラフは、原油価格であり1999年10月では10ドルであった原油が今や70ドルとすごい値上がりである。次のグラフは、日本の高硫黄C重油の価格である。

C重油の価格グラフは左端が1994年であり上の原油価格グラフよりグラフの対象時期が早いのであるが、同じ1999年の初めと比べて約5倍。

デフレだと言って大騒ぎをしていたときに、値上がりが進行していたのである。コスト中で燃料費の割合が大きな産業に携わる人達は気付いていた。でも、デフレだといって、海外調達だといって人参がなくなるとの危機感から止むを得ず値下げを行ってきた人達も多いのであろう。

次のグラフは、石炭とLNG価格の動きも石油と比較するために書いてみたグラフである。但し、石炭やLNGはトンで計り、石油はキロ・リットルやバレルであり、更には熱量も異なるので百万BTU当たりの米ドルで表示した。データ源は通関統計で、日本着のCIF価格と考えてよいが、石炭が一番安い。しかし、石炭やLNGを一般の工場で簡単に使用できるのか。輸送や貯蔵にコストがかかる。

非常に難しい問題であるが、近い将来石油価格が安くなる見通しには立てないとして、今後の事業計画を考えるのがやはり賢い対応であると思う。

Energyprice_3

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