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2006年9月18日 (月)

看護師の仕事

朝日新聞の9月16日のBeeに日野原重明氏がコラムで麻酔看護師のことを書いておられました。

日野原氏のコラム記事

麻酔看護師が活躍できるのは米国のことで、日本では残念ながら、8月27日の私のエントリー「堀病院」事件(その2)で紹介した様に、保健師助産師看護師法が看護師を傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者と規定していることから、看護師が麻酔をしたら直ちに警察に捕まることとなる。

日野原氏は、日本でも米国に負けないくらい看護学が進歩し、多くの看護大学に大学院研究科が設けられ、現在は86の修士課程と37の博士課程が開設されていると書いておられる。現在医師が行っている医療行為の一部を専門看護師に開放する場合、看護大学生、大学院生が受けられ、必要とする教程を増やさねばならないが、医学部や他大学と協力する等すれば出来るはずと私などは思ってしまう。

現在の医療は、チームで提供されるサービスである。一人の優秀な医師が、全てを取り仕切って、その指揮下で行われるとは誰も思っていないはずと考えるのであるが。

高齢化社会にどう対応していくのか、対応策を考えねばならない。一方では、医療崩壊が叫ばれ、現状では医療は将来の安心より、将来の不安の方が大きいように感じてしまう。訪問医療もこれからの重要な課題と思う。でも、訪問看護師は保健師助産師看護師法に従わねばならない。

保健師助産師看護師法を改正し、看護師が現在の医療のニーズに合うよう働ける様にし、ニーズに合うような知識・経験が得られるようにすることは、重要なことと思う。保健師助産師看護師法が看護師の活躍の機会を閉ざし、結局そのしわ寄せが国民に行く法律ではないか、この法は誰のために存在するのかと思ってしまう。国民がよりよい医療を受けられるような改正が必要であると思う。

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