« ストックオプション | トップページ | 顔のビジネス-お化粧 »

2006年10月27日 (金)

真実の報道-大淀病院事件

もう少し大淀病院事件を引きずります。2チャンネルに大淀病院のカルテを下にして書いた文章というのがありました。

これの701、703、704、705です。

毎日新聞のスクープ記事はこれであったのですが、やはり私には筆が走りすぎていると思えます。なかでも、「この日当直の内科医が脳に異状が起きた疑いを指摘し、CT(コンピューター断層撮影)の必要性を主張したが、産科医は受け入れなかったという。」の部分は、その後もこれを裏付ける情報はネットでも確認できず、情報源は何であったのだろうと思います。マスコミに情報源の開示を求めないが、情報が正しいことを確認した上で発信する必要があり、その情報に関する責任をマスコミは持つべきです。(誤報なら、誤報であったと入れることも必要。)

なお、10月21日のエントリー大淀病院事件 (続)の3)一つ前のエントリでの”4)  裏情報”の一部訂正でカルテのコピーが病院から報道陣に渡されたとありますが、これに関して2チャンネルの707も同じ趣旨を言っています。事実である可能性が高いと思うのですが、そうなるとマスコミとはバカ集団で真実を追い求めることが出来ない人達なのだろうかと思ってしまいます。

米国であれば、マスコミ各社は病院と医師から名誉毀損による損害賠償で訴えられたのだろうと思います。

これは、2006年5月17日の奈良新聞の記事ですが、今回の事件の背景を良く映し出していると思います。リンク切れにならないと思いますが、念のため、続きを読むに入れておきます。

「南和地域は、病院と診療所を合わせても町立大淀病院だけしか出産を扱う医療機関がない。」と言っていますが、南和地域とは奈良県南部の五條市と吉野郡の一市三町十村(五條市、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、天川村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村及び東吉野村)の地域のことで、町立大淀病院産科の存在は貴重だと思います。2006年5月17日の奈良新聞の報道で伝えている奈良県の産科及び産科医不足が問題を引き起こしたと見るべきで、この現象は奈良県だけではないと思います。高校の履修単位不足問題と同じように日本各地に広がっているのではと思います。

医療において地域格差が拡大していっていると私は考えます。でもかけ声だけで無くならないのでしょう。根本的なところを良くして行かねばならないと感じます。これ以上の格差拡大は日本国民を悲惨な道に追い込んでいく恐れもあるのではと心配します。

本日の衆議院厚生労働委員会で、この事件に関連しての討議があったものと了解します。議事録を見て追って紹介します。

誰も知らずに問題が発生することは更に悪く、改善すら出来ない。その意味では、毎日新聞も貢献したことを認めます。

ブログランキング・にほんブログ村へ

(2006.5.17 奈良新聞)

県内産科、減少止まらず-近畿トップ22.2%減

   全国的に産科医の不足が問題となっている中、県内病院の産科も、この2年間で4病院が出産の扱いを休止または廃止したことが16日、分かった。県内の減少率は22.2%と近畿圏内でトップ。母親が安心して子供を産める環境が、大きく後退していると言え、少子化対策のためにも早急な対応を求める声があがっている。

 県内で出産を扱う病院は現在、13病院。地域別にみると奈良市、天理市、桜井市が各2病院。大和郡山市、生駒市、大和高田市、橿原市、御所市、三郷町、大淀町が各1病院となっている。このうち特に深刻なのは南和地域。病院以外で出産を扱う診療所は県内17カ所あるが、ほとんどが北中和地域に集中しており、南和地域は、病院と診療所を合わせても町立大淀病院だけしか出産を扱う医療機関がない。

|

« ストックオプション | トップページ | 顔のビジネス-お化粧 »

コメント

この記事を補足すると大淀病院の常勤医は
例の先生一人(しかも60代)なわけで
今回の報道は奈良県南半分で唯一の産科医を
潰すの?って話でもある。
そこらへん 報道関係ははよーく
自覚していただきたいです。

投稿: いのげ | 2006年10月29日 (日) 01時07分

この記事へのコメントは終了しました。

« ストックオプション | トップページ | 顔のビジネス-お化粧 »